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悲しみから、希望へ!
心を寄せ合うとき、失われた“いのち”への思いは、
重なり合い、歌になり、励ましとなって、
未来へつながる!!
上田益(うえだ・すすむ、>>上田益プロフィール)作曲の「「レクイエム~あの日を、あなたを忘れない~」の演奏などを通して、「大切な"いのち"への思い」をテーマに参加者が思いを重ね合わせていく、営利を目的としない市民参加型の合唱コンサート・プロジェクトが、「レクイエム・プロジェクト」です。
いわゆるイベント型コンサートではなく、開催地域ごとに、「何が必要とされているか」「何が大切か」を考え、趣旨に賛同して下さる協力者(スタッフとなっていただける方)との出会いを探すところから始まります。それぞれの地域で継続していけるプロジェクトとするため、プログラムやプロジェクトの進め方などをその現地スタッフの方々と供に検討し、形にしていきます。最初のコンサートを終えた後も、活動をその地域で継続していくことを前提としています。
また、プロジェクトを行う地域で上田益が新しい合唱曲を作曲していくことも、大きな特徴です。2011年6月12日に最初のコンサートを終えた沖縄プロジェクトでは、「あまり知られていない沖縄のわらべ歌」を少年少女合唱団用に作編曲を行った他、次年度のコンサートに向け、那覇市在住の詩人『伊波希厘』さん書き下ろしの詩による新作の混声合唱組曲の作曲が進行中です。また2011年10月29日に開催する東京プロジェクトでは、東日本大震災後ツイッター上での活動が多くのメディアから注目されている、福島在住の詩人『和合亮一』さんが新たに書き下ろす詩による新作の混声合唱組曲を発表します。
このプロジェクトは神戸から始まりました。
1995年1月17日に起った"阪神・淡路大震災"は、6,434人という多くの犠牲者を出し、5万人近い人たちが負傷した当時の日本人が初めて経験する未曾有の自然災害でした。その震災から15年目となる2010年1月17日に向け、実行委員会代表でこのプロジェクトのプロデューサーでもある作曲家・上田益が、企画段階から2年の歳月をかけて実施しました。
趣旨に賛同し、公募で集まった被災者を中心とする合唱団の思いを汲み取りながらレクイエム全10曲を作曲し、合唱団は出来上がった真新しい楽曲を懸命に練習。震災の年に生まれた中学1年生(当時)から80歳の方まで幅広い世代が集まり、思いを込めていったのです。そして被災地・神戸で迎えた完成初演の日。100名を越えるアマチュア合唱団とプロの声楽家やオーケストラなど総勢約140名の人たちの演奏は、コンサートに集まった約2,000人の聴衆の心を揺さぶり、感動の涙を誘うコンサートとなりました。
プロジェクトでは、参加者各々が「いのち」への思いを込め、レクイエムを歌い、それぞれの思いを重ね合わせていく時間経過の中で、悲しみや苦悩を分かち合い、乗り越え、希望を持って未来に向かおうとする心の変化が生まれていきます。
それは歌声に乗って聴く人たちへと伝わり、その人たちの心をも動かしていきます。
上田益のレクイエムを歌ったプロジェクト参加者からは、今現在を生きる私たちにとっての「希望のレクイエム」「元気になれるレクイエム」「癒しのレクイエム」「救いのレクイエム」だという感想が寄せられています。
またある程度楽譜が読めれば、合唱経験や歌った経験が無くても、一定期間の練習を経て歌えるように作曲されていることも特徴のひとつです。「聴く」ためのレクイエムではなく、まさしく「歌う」ためのレクイエムなのです。
それぞれの地域で惨禍の犠牲となられた方々への追悼と、今を生きる私たち、生かされている私たちが「いのちの意味」を見つめ直し、「いのち」に対するそれぞれの思いや記憶、喜びを次の世代に語り継ぎ、希望溢れる未来と平和を願う事をレクイエム・プロジェクトは趣旨としています。
このプロジェクトは神戸から東京へ、そして沖縄・兵庫県佐用町・長崎など、自然災害や戦争で傷ついた地域へと広がりはじめています。また2011年3月11日に発生した「東日本大震災」を受け、その被災地でも今後様々な活動を行っていきます。被災地でのプロジェクト及びコンサートなどの情報は、決まり次第アップします。
<計画されている主なプロジェクト関連のコンサート>